家のリフォームいろいろ

1. 水回り

水回りは、築年数が経てば劣化が見えないところで進んでしまいます。リフォームが遅れ、構造まで腐食が進んでしまうと、補修費用がかさみます。特に家の角にある浴室は、近くに家の構造上大切な通し柱が通っていることが多いので、注意が必要です。生活の中で、浴室隣の脱衣室の床が柔らかく感じたり、タイルが割れて数年そのままになっている等心当たりがある方は早めにご相談下さい。住宅の中で水まわり設備は、商品リニューアルが多く、最新設備は、掃除しやすく、収納力があり、省エネ性能に優れているものも目立ちます。一歩早めにご相談をスタートしておくと、住宅資産を損なわずに、安心で快適な住まいづくりに繫がります。

2.内装

内装リフォームのタイミングは、建物の躯体との関係性は低いので、汚れや痛み、ご自身の嗜好やライフスタイルに合わせて交換していくと良いと思います。メニューは、クロスやフローリング、照明、階段の手すりや、収納、窓があり、床暖房や防音といった機能面を高めるメニューもあります。それらが、書斎や和室、寝室や子供部屋といった全ての部屋に関連しますので、内装リフォームは考える範囲が広く、大きく見た目も変わるので、楽しい検討項目と言えます。内装リフォームのメニューの中で、窓といった、室内外に関わる箇所は、合わせて内外の壁面のリフォームを検討すると全体としては、統一感の取れたイメージをつくることができます。

3.外装

外壁の修繕やリフォームはだいたい10年周期と言われています。ただし、外装材の種類によってタイミングや費用が変わります。工事には、足場の設置が必要なケースが多く、同様に足場を必要とする屋根のリフォームなどと合わせて計画する方がお得です。建物を風雨や紫外線から守っている外壁は、家を長持ちさせる上で大切です。築8年位経ったあたりから一度点検するのが良いでしょう。早めに修繕していく方が費用を節約できます。

4.屋根

屋根は年中、雨風や紫外線を受ける厳しい状態にさらされているので、比較的劣化しやすく汚れやすい部位です。だいたい5年周期くらいで点検し、素材にもよりますが、10年、15年周期で修繕やリフォームを行うのが理想と言われています。点検を怠ると、雨漏りや躯体の劣化が進行してしまい、住宅の寿命を短くしてしまいます。台風の後に雨漏りや、損傷が見られた場合は、そのまま放置しておくと損害範囲が広がりますので、直ぐに対応したい部位です。また、最近の屋根は、バリエーションも豊富なため、家のイメージチェンジにも繋がります。

5.塗り替え

住宅の壁や屋根に塗装を施している住宅に検討したいメニューです。屋根は錆びた状態で放っておくと、穴が空いてしまい、雨漏りの原因になります。そのため、塗替え周期は短く、トタンなら5年、ガルバリウムなら10年位が目安です。足場が必要になるので、壁面と屋根の塗り替えを両方検討する方がコストが節約できます。最近の住宅では外壁にサイディングボードを使われている物件が増えています。こちらも塗装を施していますので表面の劣化を確認すると良いです。また、お盆前に工事をする方が多いなど、工事の時期が集中することがありますので、工事時期にこだわる方は、前もってご相談する方が良いでしょう。

6.バリアフリー

最近バリアフリーのメニューには、手すりや段差の解消といった従来からあるリフォームだけではなく、汚れがつきにくく、掃除し易い、といったバリアフリーを謳った、水回り商品も増えてきています。また、車椅子の移動に合わせたリフォームになると、かかる費用も大きく変わりますので、新築を検討する際や、内装や外装を計画する時から検討してみるのも良いと思います。また、体を預ける手すりは、使う人の手や身長に合わせてサイズや取り付け位置を検討しないと、使いづらい失敗に繋がるので、慎重に検討したいポイントです。

7.防水と耐震

最近南海トラフ地震の話題で耳にすることが多くなったのが、耐震工事の相談です。耐震性の低い住まいは震災時に壊れてしまう可能性があります。皆様の財産を守り、長期の避難生活をしなくて良いように早めの補強をお勧めします。耐震補強工事では、基礎や壁面強化、屋根の軽量化による対策が一般的です。建物の強度は人命に大きく関わる事柄ですので、自治体によっては補助制度が設けられているところが多くなっています。是非お住いの自治体に一度ご相談することをおすすめします。また、耐震補強工事は震災時には住宅の寿命に大きく関わります。同様に、躯体を腐敗させないことや、外壁や屋根の防水性能も重要です。耐震の診断時には壁面や屋根の修繕、リフォーム等の検討も併せて行いましょう。

香美市の耐震補強の補助について

香美市では、1981年(昭和56年)5月31日以前に建築された2階建以下の住宅を対象に、耐震診断・耐震改修設計費補助・耐震改修費補助を行っています(掲載サイト:香美市防災班)。診断費用では、木造住宅は、無料。木造住宅以外は、37,000円を上限として補助が出ています。詳しくは、上記の香美市の防災班のページでご確認下さい。当社の方に、お電話やメールフォームからご相談して下さってもご対応させて頂きます。気軽にご相談下さい。

いくらかかるか相談したい・予算が決まっている方

ご相談お見積は無料です。ぜひご相談下さい。お問合せはお電話もしくは、以下の問合せフォームからお申し込み頂けます。

電話の場合はこちらまで: 0887-52-0043